[EVENT REPORT] 7/14 #おたがいハマ トーク vol.55:岡崎洋子さん(横浜市政策局)、水島眞由美さん(横浜リハビリテーション専門学校)、Rackle開発メンバー

7/14 #おたがいハマ トーク vol.55:岡崎洋子さん(横浜市政策局)、水島眞由美さん(横浜リハビリテーション専門学校)、Rackle開発メンバー

☆   ☆   ☆   ☆

<トークレポート前半>
岡崎洋子さん(横浜市政策局)からは、総務省から出向していて、現在横浜のデータ活用について推進している内容のご説明を簡単に。2016年官民でデータを活用する法律が制定され、翌年の3月には横浜市でも条例ができた。それをうけ様々な計画が進行中。
横浜市の条例の中身としては、その活用によって市政が効率的に動き、経済が活性化し、市民が安心して暮らせる環境を目指していて、煩雑な手続きが簡略化されたり、個人番号カードの活用、ネット上での情報活用、学習などへの普及をさせる目的がある。
それには最新のAI、IoT、クラウドなどの技術を利用し、市民、企業、大学などでの有効活用されるようにしていきたい。そのための計画として大きく3つ、色々な方と協働、大学などの若い力とのコラボ、市職員自らの意識改革を掲げて進めていきたい。計画の進め方としては、SDGs、透明性、地域課題解決をしながら、その過程から社会に貢献していかなければ描いている活用はできるはずがないと感じている。その手始めとして、横浜市オープンデータポータルというサイトを開設し、先ず統計データなど必要だと思う事を順次公開していて、今後もデータを増やしていきます。

水島眞由美さん(横浜リハビリテーション専門学校)からは、作業療法士を育成することをしていて、リハビリテーションはそもそも色んな職種と連携しなければならないので、そういう意味からも23年横浜で学校として学生の頃からそういう感覚をつかむための経験の場になるといいと考えてこういうイベントに参加することは刺激になると思っています。

<トークレポート後半>
2018年度の優秀賞として受賞したRackle開発メンバーの皆さんからRackleとは? 車イスやベビーカーの方々が段差などを考慮して案内してもらえる道案内機能アプリ。実際に使ってみながら実証したり、インタビューしたり検証をすることでより使ってもらえるアプリを目指している。実験してはフィードバックし、修正を繰り返しする中で企業の方や横浜市との意見交換もしながら進めてきた。
最初は改札から改札への案内アプリだったが、実際に使ってもらったユーザーさんの意見からエレベータなどの位置がわかるマップアプリになっていった。今後ももっとユーザーの方に意見を聞きながら、横浜市や企業の方々とコラボしながら使いやすいアプリにしていきたい。

☆   ☆   ☆   ☆

#おたがいハマ トーク vol.55は、横浜市政策局データ活用推進等シニアディレクターの岡崎洋子さんと、「介護デジタルハッカソンin横浜2018」で最優秀賞となった岩崎学園の学生さん、横浜リハビリテーション専門学校の作業療法学科学科長の水島眞由美さんをお招きします。

7月14日(火)12時15分から30分間、YouTubeライブ、Facebookライブで生配信します。#おたがいハマ のWEBサイトからも見ることができます。

横浜市では、2017年3月に横浜市官民データ活用推進基本条例が成立。2018年5月に横浜市官民データ活用推進計画を策定し、民間と行政の協働・共創による取組の推進や、大学等との連携、データを重視した政策形成の推進などに取り組んでいます。

2018年にはじまった「介護デジタルハッカソンin横浜」は、介護領域でのデジタル技術の活用に、日本の将来を担う若者の発想力・実行力を活かすべく、横浜市が民間との協働により開催しています。

今回は、2018年度の「介護デジタルハッカソンin横浜」で最優秀賞を獲得したアプリ「バリア回避ルートの案内アプリ(車椅子でらくらく乗り換え『らっくる』」を開発した、情報科学専門学校と横浜リハビリテーション専門学校の生徒達と、横浜リハビリテーション専門学校の水島眞由美さんをお招きし、車椅子、ベビーカー使用者に駅構内のバリアのない経路を案内するアプリの開発について伺います。

岡崎シニアディレクターには、横浜市が、官民データ活用を推進していく上で、基本姿勢としている、SDGsの視点を踏まえた取組や、オープンイノベーションの推進、地域コミュニティの視点に立った課題解決などについて、お話し頂きます。
<ゲスト>
○岡﨑洋子さん:横浜市政策局 データ活用推進等シニアディレクター
総務省からの出向で横浜市に在籍して3年目。庁内におけるデータ活用推進に取り組むとともに、行政だけでは解決できない地域課題を、企業、大学、NPO法人などと連携しながら解決すべくオープンイノベーションの取組を進めている。

○水島 眞由美さん:横浜リハビリテーション専門学校 作業療法学科 学科長

○「らっくる」開発チーム メンバー
・情報科学専門学校 綱嶋大和さん
・横浜リハビリテーション専門学校 高橋優太さん、鍋田一騎さん
・松浦良祐さん、宮崎日向子さん

【参考サイト】
▽「バリア回避ルートの案内アプリの政策(車椅子でらくらく乗り換え『Rackle』」
私たちが普段利用している駅は勾配や段差など多くのバリアが残っています。Rackleはそれらのバリアを可視化し、車椅子利用者を始め多様なユーザーに最適化された新しいマップアプリとして開発されました。「何両目に乗れば降車駅でエレベーターに近い位置で下りられるか」「通常の駅構内図には記載されていない勾配や少しの段差がどこにあって、それを避けるにはどちらに向かえばよいか」「どのエレベーターなら車椅子で乗りやすく、目的のフロアで下りられるか」などを利用者に分かりやすく視覚的に伝えます。あくまでもルートの選択は利用者に委ねつつ、バリアを避けた移動をスムーズに行えるように心がけて開発を進めており、2021年オリンピック・パラリンピックでの活用を見据えて英語対応なども行った上で2020年内のリリースを目指しています。
https://github.com/yamato3310/rackle

▽「Wakamono Innovation Network 2019 ~第2回 介護デジタルハッカソン in 横浜~」
急速に高齢化が進む日本において、介護領域でのデジタル技術の活用は今後必須となると言われています。 しかし現状は、既に先進的な取り組みを始めている企業・団体はいるものの、普及・深化に向けた取組みはまだ始まったばかりです。 そこで、そのような介護領域に、日本の将来を担う若者の発想力・実行力を活かすべく、イノベーション創出型ハッカソンを開催します。 主に介護領域・STEM領域、デザイン領域に興味・関心のある高校生・専門学校生・大学生までを対象としたチームで実施し、他分野のチームメイトとも協働しながら課題解決を目指すものです。

介護デジタルハッカソンin横浜2019 ~多分野の若者の共創力で、介護分野にイノベーションを興す~

▽7/12 介護ハッカソン審査結果発表会 ~多分野の若者の共創力で、介護分野にイノベーションを興す~:#おたがいハマ セミナー vol.6

[EVENT] 7/12 介護ハッカソン審査結果発表会 ~多分野の若者の共創力で、介護分野にイノベーションを興す~:#おたがいハマ セミナー vol.6


_____________________

▽お願い
Facebookに設置した「【横浜市】#おたがいハマ:新型コロナ感染症対策をテーマにした公民連携プラットホームのオープングループ」にご参加ください。新型コロナウイルスに関する情報を共有していきましょう。どなたでも参加できます。
https://www.facebook.com/groups/829823894180583/

▽【ご協力をお願いいたします!】DONATION/物資の寄付・寄贈のお願い
新型コロナ対策ドネーション「物資の寄付・寄贈」をよろしくお願いします!
既にご存じのこととは思いますが、介護・福祉・医療の分野でもマスクや、防護服、消毒薬などが不足しており、現実的に難しい状況になっています。
少しでも改善していくために皆様にお願いがあります。
未使用のマスク、防護服(ビニール製レインコート等でも可)、消毒薬、プラスチックグローブ(手袋)などがありましたら、寄付をお願いいたします。

DONATION/物資の寄付・寄贈のお願い

▽新型コロナウイルスに向き合う産官学⺠の共創プラットフォーム#おたがいハマ

Home

主催:横浜コミュニティデザイン・ラボ、YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス
協力・支援:横浜市
メディアパートナー:ヨコハマ経済新聞、港北経済新聞、タウンニュース、横浜STORY