[EVENT] 5/5 #おたがいハマ トーク vol.5:鈴木 伸さん(ことぶき共同診療所)

5月5日12:15〜 プロジェクトキックオフ
オンラインイベント「#おたがいハマ トーク vol.5」

5月5日(火・祝)のランチタイムに30分間のオンライントークイベントを開催します。
ゲストは、鈴木伸さん(ことぶき共同診療所 院長)。
 
新型コロナウイルス感染の危機の中で、私たちはどのように行動していけばよいのでしょうか。冷静に現実をみつめ、物理的には距離をとりつつも、心情的には距離を縮め、励まし合い連携を深め、情報を共有することが必要です。
そして、最悪の事態を想定して準備し、いざ事態が起こった時には関係者で知恵を出し合い、利用可能なリソースを最大限活用し、被害が最小限になるよう行動していこうと呼びかけている鈴木伸院長にお話を伺います。
 
寿町は横浜にある日本3大「ドヤ街」の一つである。「ドヤ」とは「簡易宿泊所」の通称で、①敷金、礼金、保証人は不要②1部屋3-4.5畳の個室③トイレ、炊事場は共同等の条件で、高度経済成長期には、現場から現場へ移動する日雇い労働者の短期の居住地として重宝された。
バブル期以後、公共事業の縮小に伴い、「ドヤ街」の住人は、若い日雇い労働者から、高齢者や身体、精神障害をもつ生活保護受給者に変化しており、寿町もかつての「労働者の街」から「福祉の街」」へ変化している。500m四方の小さな町に5700人余りが生活し、多くのヘルパー事業所、デイサービス事業所、訪問看護ステーションがあり、町には私の勤務する診療所を含め4つの診療所がある。障害を持った方も多く、1000人を超える方がヘルパーのサポートを受けながら生活している。
※鈴木 伸院長による「寿町を新型コロナウイルスから守るための一試案・覚書」より
 
番組内で、新型コロナウイルス感染症に向かい合う官民の活動を紹介するほか、横浜市、YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス、横浜コミュニティデザイン・ラボの3者協定により活動を開始した共創プラットフォーム「#おたがいハマ」についてお話しします。
 
▽お願い
Facebookに設置した「【横浜市】#おたがいハマ:新型コロナ感染症対策をテーマにした公民連携プラットホームのオープングループ」にご参加ください。新型コロナウイルスに関する情報を共有していきましょう。どなたでも参加できます。
 
<実施概要>
日時:5月5日(火・祝) 12:15〜12:45
場所:Zoom + YouTube LIVE + Facebook LIVE
参加方法:ライブ映像はこちらのページから視聴できます。
 
<登壇者プロフィール>
鈴木 伸さん
1969年長野県松本市生まれ。1989年文学部在学中に友人に誘われ寿町の越冬に初めて参加し衝撃を受ける。その後「寿医療班」というボランティア団体で、前ことぶき共同診療所院長の故田中俊夫さんと出会い活動を共にする。大学卒業後、予備校非常勤講師を経て、信州大学医学部を卒業。京都での初期研修を終え2003年横浜に戻り、診療所を手伝う。2012年よりことぶき共同診療所院長となり現在に至る。ねこ派。
ことぶき共同診療所HP:http://kyoudouclinic.com/
 
※ GW期間中の「#おたがいハマ トーク 」ゲスト
・vol.2 5月2日(土)  太刀川 英輔さん(NOSIGNER、パンデミック対策情報Webサイト「PANDAID」主宰)
パンデミック対策の情報ウェブサイト「PANDAID」を公開し、感染症に関する知識を初め、新型コロナウイルスの影響や衛生に関する情報の公開を行っている。Googleサイトのサービスを利用し、誰でも編集が可能。発起人の太刀川さんが構築し、NOSIGNERの有志メンバーが参加してリリース。
 
・vol.3 5月3日(日)  野村 美由紀さん(YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス 理事、Woo-By.Style、緑園リビングラボ代表)
横浜市旭区に本拠を置く緑園リビングラボでは、深刻化する新型コロナウィルスの影響によりマスクの供給不足や雇用喪失、地域商店の売上減少やフードロスなど様々な問題に対処するべく、地域の皆様と協力しながら手作りのガーゼマスクをつくる新たなプロジェクト、「YOKOHAMAガーゼマスクships」を発足しました。
 
・vol.4 5月4日(月) 川口 大治さん(とつかリビングラボ代表)
 
・vol.5 5月5日(火) 鈴木 伸さん(ことぶき共同診療所) 
 
・vol.6 5月6日(水) 奥井 奈都美さん(アマンダリーナ合同会社)、今村 美幸さん(SDGs横浜金澤リビングラボ )、平野 健太郎さん(八景市場) :SDGs 横浜金澤リビングラボ
 
※ 5月1日(金)18時〜20時、 公開オンラインイベント「新型コロナで取り残されそうな人  ~SDGsの精神「誰一人取り残さない」を目指して~」。横浜コミュニティデザイン・ラボと野毛坂グローカルの連携企画。国連ESCAPの秋山さんほかが登壇。
 
 
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▽新型コロナウイルスに向き合う産官学⺠の共創プラットフォーム#おたがいハマ