[EVENT REPORT] 6/29 #おたがいハマ トーク vol.44:大野承さん(3丁目カフェ店主)

#おたがいハマ トークvol.44は、青葉区・たまプラーザのコミュニティカフェ「3丁目カフェ」オーナーの大野承さんをお招きします。

6月29日(月)12時15分から30分間、YouTubeライブ、Facebookライブで生配信します。#おたがいハマ のWEBサイトでも見ることができます。

自治会や老人会などの地域活動をしてきた大野承さんが2014年に開いた同店は、平日のカフェ営業のほか土曜・日曜を中心にスペース貸しにも対応。年間350イベント、15,000人が集う地域の拠点として、さまざまな地域のグループや団体が、音楽ライブ、映画会、子ども会、同窓会、講演会、セミナー、ワークショップ、新年会、忘年会、謝恩会、歓送迎会、落語会、漫才ライブ、料理教室などで利用するコミュニティの拠点となっていました。

3月からは、新型コロナウイルスの影響でイベントが中止になるなど利用客が激減し、4月1日から臨時休業しました。営業再開に向けて、個人資金の投入や金融機関からの借り入れ、政府の持続化給付金申請などさまざまな手段を講じてきましたが、危機的な状況となり、クラウドファンディングに挑戦。その結果、多くの支援が集まり500万円以上の資金を獲得しました。

今回は、大野さんに、地域交流の拠点の運営から見えてきたことや、新型コロナウイルスの感染拡大後の継続経営のために取り組んできたこと、今後の展望などについてお話を伺います。

◇   ◇   ◇   ◇

<トークレポート>

高度成長期時代、サラリーマンとして働きリタイアしてから、さぁ趣味に生きようと思ったら、地域の自治会長に当番制で就任し地域の事をやるようになる。地域の活動の中で様々なことを経験すると地域の情報と寄り合える井戸端が必要と感じ、コミュニティカフェをやろうと作っちゃった。最初の一年半は苦労の連続。怖いのは自分、なんでこんなことを始めてしまったんだろう?と、6年目にしてやっと安定してきて、福祉型の地域貢献をこれからはやろうとしていたところに、コロナが! 黙っていても90万、少しでも動いたら120万円お金がかかり、金策に借金、給付金、費用削減、など色々取り組むなかで、クラウドファンディングにもチャレンジ。結果的に500万円以上の支援が集まった。だけど、クラウドのリターンは2022年12月まであるし、コロナ禍の影響を被った経営を立て直しつつ今後は福祉型の地域貢献を目指していきたいし、お地蔵さんを立てるのも夢になった。頼りになるのは「金より人」だから!

(関口) 今までの44回おたがいハマのトークの中で最長老!ありがたいです!そんな大野さんが活動を続けられている理由は?
(大野) 本音としては、エイヤって地域のためといいつつ、少し利益が出るようなカフェを先んじてやっちゃって、後からどうしようという感じ。
(関口) 地域の中で色々な人脈を活用してやっていると思うが何か工夫や今に至るまでの動機は?
(大野) グランドピアノを置いたことが大きいかなと。地域の習い事の需要にマッチできたというのと、演奏会などのニーズもマッチした。でもやっぱり地道な地域の中での口コミが大きいと思う。やっぱり自分が地域に溶け込みながらやっているのが様々なニーズを掘り起こす要因になってるんだと思う。あとは色んな人の意見を聞くこと、オンラインライブとかもわからないながら試している。
(関口) 青葉区全体の事を考えてこれからどう考えていたり、行政と共に等の考えはありますか?
(大野) 災害時などの行政の取り組みなどを見ながら、地域の防災に役立つことを考えていきたい。関口さん、市長選に出ませんか!?は冗談として、色々良い活動されているのは存じ上げているので、ともにやっていきたいと思ってます。

◇   ◇   ◇   ◇

<実施概要>
6/29 #おたがいハマ トーク vol.44 大野承さん(3丁目カフェ)
日時:6月29日(月) 12:15〜12:45
場所:YouTube LIVE + Facebook LIVE +おたがいハマ公式サイト
参加方法:ライブ映像はこちらのページから視聴できます。
◆YouTubeライブ

◆Facebookライブ

◆#おたがいハマ トーク(LOCAL GOOD YOKOHAMA特設サイト)

#おたがいハマ トーク

▽プロフィール
〇大野承さん
1947年(昭和22年)東京生まれ、1970年株式会社資生堂入社、2005年退職、以降10年の自治会など地域活動を経て2014年に3丁目カフェを開設以降6年現在に至る。73歳。3丁目カフェ開設までは至極平凡な人生であったが、2014年からは全く新たな道に入り特に最初の1年半は苦難の連続であった。ようやく安定した今年、コロナ禍で再び苦難の道へ。

<参考>
▽たまプラ3丁目カフェ、営業継続のためクラファンで協力呼び掛け(港北経済新聞)
https://kohoku.keizai.biz/headline/2980/
▽たまプラーザのコミュニティースペース「3丁目カフェ」存続支援のお願い! – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
https://camp-fire.jp/projects/view/256163
▽3丁目カフェがSOS 臨時休業で支援募る(タウンニュース)
https://www.townnews.co.jp/0101/2020/04/30/525876.html
▽「店内で首を吊ろう」常連との絆に救われた店主 「店より命を守って」家族に懇願され店を畳んだ店主(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd057f74b6cb3e777f368931f10c16aa59d3ff50

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