[EVENT REPORT] #おたがいハマ トーク vol.45:緊急特番PART-1 大澤幸生さん(東京大学大学院システム創成学専攻教授)

6月30日(火)と7月1日(水)の #おたがいハマ トークは、緊急特番として、ゲストに東京大学大学院システム創成学専攻教授の大澤幸生さんをお招きしています。

【緊急特番】「温もりのあるデータと草花の匂うテクノロジー―そして私たちは、コロナ危機を乗り越える」というテーマでお話を伺っています。今回はPART1のトークレポートです。

<トーク前半>
社会ネットワークの視点から、コロナウイルスの伝搬についてお話しいただきました。複数のケースやシュミレーションを用いて、東京都の毎週の新規感染者のデータから見えることについてお話をしていただきました。また、韓国やフランス、アメリカ、スウェーデンの事例の紹介やシュミレーションについても伺いました。スウェーデンの事例では、国内旅行制限を解除したタイミングで感染者が増加したことが示されています。


<トーク後半>
後半では、個人ができることについてお伺いしました。

「会いたくないのに近寄る人を避ければ、感染は抑えることができるだろう」と大澤先生は話します。特に、3ヶ月の間に積極的に会わなかった人に会わないようにすることで防いでいけるそうです。

また、「データや事実に基づいた判断が必要である」と先生は話します。「夜の街はダメ」「キャバクラ嬢は危険」などは差別などを引き起こす可能性があります。事実に基づいた判断が必要で「馴染みのない人には注意して話そう」という横浜マナーの発明の提案がありました。

お話の最後では、結論と問いかけをいただきました。
①(3〜5月に)求めてあった人とは、普段どおりの注意で接しましょう。
②それほど馴染みのない人には、より慎重に礼節を保ちましょう
クエスチョン:新しい礼節のマナーを、あなたはどう作りますか?

クエスチョンは明日のトークにも関連する問いです。

明日も大澤先生にはお話を伺います。「データの力をうまく使うと、人との礼節を作っていける」というお話を中心にしていただく予定です。

<実施概要>
6/30 #おたがいハマ トーク vol.45
【緊急特番】「温もりのあるデータと草花の匂うテクノロジー ―そして私たちは、コロナ危機を乗り越える」 PART-1
日時:6月30日(火) 12:15〜12:45
場所:YouTube LIVE + Facebook LIVE +おたがいハマ公式サイト
参加方法:放送はこちらのページから視聴できます。
◆YouTubeライブ
https://youtu.be/z3TfmgaORCs
◆Facebookライブ
https://www.facebook.com/LOCALGOODYOKOHAMA/videos/713234919220368/
◆#おたがいハマ トーク(LOCAL GOOD YOKOHAMA特設サイト)

#おたがいハマ トーク

▽プロフィール
〇大澤 幸生さん
東京大学大学院システム創成学専攻教授。独自のデータ可視化技術KeyGraph(1996)を利用したビジネスチャンス発見手法を2000年に提唱し、発展形として「イノベーションゲーム」を開発(2008)。これに、独自に編み出した「データジャケット」というデータの利用価値を要約する手法を結合したデータ市場(2013)を普及する活動と共に、KeyGraphの原理をコロナ伝搬解析に転用したシミュレーション結果から感染防止生活の原則を打ち出す。」
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▽お願い
Facebookに設置した「【横浜市】#おたがいハマ:新型コロナ感染症対策をテーマにした公民連携プラットホームのオープングループ」にご参加ください。新型コロナウイルスに関する情報を共有していきましょう。どなたでも参加できます。
https://www.facebook.com/groups/829823894180583/

▽【ご協力をお願いいたします!】DONATION/物資の寄付・寄贈のお願い
新型コロナ対策ドネーション「物資の寄付・寄贈」をよろしくお願いします!
既にご存じのこととは思いますが、介護・福祉・医療の分野でもマスクや、防護服、消毒薬などが不足しており、現実的に難しい状況になっています。
少しでも改善していくために皆様にお願いがあります。
未使用のマスク、防護服(ビニール製レインコート等でも可)、消毒薬、プラスチックグローブ(手袋)などがありましたら、寄付をしていただきたいと切にお願いを申し上げます。

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