コロナウイルスの影響により、学生のアルバイトの機会が激減。横浜市社会福祉協議会(横浜市ボランティアセンター)は、新型コロナウイルス感染症対策の影響等により食べる事に困っている学生や若者を支える取り組みを行っています。
5月22日、横浜市ボランティアセンターは「横浜の一人暮らし学生を対象に食の支援をする」取り組みを開始しました。当日は153人分の食料の配布。第2回として、6月2日と3日の2日間、留学生も含む、市内で一人暮らしをする横浜国立大学在籍の学生を対象に、計200人分の食料が配布されました。
食費以外にも学費や家賃の支払いなど、学生は多くの不安を抱えます。食料を受け取りに来た学生は、「アルバイトがなくなってしまったので、食料はありがたい。研究が止まってしまっていて、卒業できるか不安」と話していました。今回の食糧支援の予約も20分程度で埋まったそうです。
横浜市ボランティアセンターの若林拓さんによると、「市外からやってくる学生にとって、慣れない環境で、市役所や区役所に支援を求めるのは難しい」と言います。それでも、目の前で困っている人に、今できることで少しでも誰かの助けになればと、食の支援を開始。今回の取り組みを通じて、若者に「地域の支え合い」を感じて欲しいという。食の支援を通じて、これからの地域を担う若者に「誰もが安心して自分らしく暮らせる横浜」を共に創るパートナーになって欲しいという思いが込められています。メッセージ付きで食料は配布されました。
新型コロナウイルス感染症の状況を受け、「寄付による横浜市内の支え合い」としてヨコ寄付は開始されました。本件の寄付の募集期間は6月15日まで。クレジットカードまたは、振り込みによる寄付が可能。当面の間、ヨコ寄付は令和3年までの期間限定で実施される予定です。
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ヨコ寄付HP
https://congrant.com/project/yvc/1623
ヨコ寄付Twitterアカウント
https://twitter.com/yokokifu