[EVENT REPORT] 8/21 #おたがいハマトーク vol.77 横浜FC:上尾和大さん

※本日8月21日(金)は12時5分〜35分に配信します。

8月21日(金)の #おたがいハマトーク vol.77 は、プロサッカーチーム横浜FCの上尾 和大さん(株式会社横浜フリエスポーツクラブ代表取締役社長COO)をゲストにお迎えしてお話を伺います。

横浜FCは、2000年度からJFLでリーグを戦い後期優勝、2001年度からJ2リーグに参戦、城選手や三浦選手などの加入を経て、遂に2006年シーズンにJ2リーグ優勝し、J1リーグへ昇格したが、2008年からJ2で戦ってきました。

2019年は、最終節で勝利しシーズン2位が確定。13年ぶりのJ1復帰となりました。

横浜FCは2018年、持続可能なイベント運営のためのマネジメントシステム規格ISO20121を日本のサッカークラブとして初めて取得。また、地域貢献活動として保土ケ谷区、保土ケ谷区連合町内会長連絡会、保土ケ谷区商店街連合会とホームタウン協定を締結しました。ホームゲーム後に商店街にサポーターが流れるような仕組みづくりや、障がい者サッカーの大会の運営などに取り組んでいます。

また、横浜市とタイアップしてブルーカーボンに特化してオフセットをする試合を開催しているほか、SDGsを全面的に掲げた試合の実施も企画しています。

コロナの感染が拡がってからは、横浜FCの選手たち(三浦知良選手、松井大輔選手、中村俊輔選手、松尾佑介選手、斉藤光毅選手、中山克広選手、瀬古樹選手、南雄太選手)が出演する、感染症予防の取組を紹介する動画を制作し、横浜市の公式YouTubeチャンネルから配信しています。

内閣府などが推進する「子供の未来応援国民運動」に参画して社会連携活動を推進している横浜FCでは、現在、これからの横浜を担う子どもたちの未来と夢を応援するためのプロジェクトを企画し、クラウドファンディングによる資金応援を呼びかけています。

ニッパツ三ツ沢球技場をホームグランドに今日まで熱戦を繰り広げている横浜FC。コロナ禍では、長い試合中断を経て、無観客試合からリーグ戦がスタートするなど様々な試練を乗り越えてきた横浜FCの今と、今後の展望などについてお話を伺います。

◇   ◇   ◇   ◇

トークレポート

<トーク前半>
13年ぶりにJ1に挑戦している横浜FC。まずは、クラブの様子や雰囲気についてお伺いしました。今回、13ぶり2回目の挑戦。多くの声援や支援をいただいて、昨年J1に昇格することができました。「今年はいくぞ!」と意気込んで臨むシーズンだったが、リーグの中断や再開もあり、少し難しいシーズンを過ごしています。

次に、コロナ禍におけるクラブの在り方についてお話していただきました。ウィズコロナと付き合っていかないといけない中で、スタジアムも感染予防対策を実施。客席は最大15000人収容できるが、現在は3500人を上限に設定しています。それでも、サッカーがある日常を取り戻してきています。選手、スタッフは感染予防対策をしっかりとして、この状況でもサッカーを届けながら、今後より盛り上がっていけるように、チームとしてリーグ戦を戦い抜いていくことができればと考えます。

トーク前半の最後では、ホームタウン横浜との協力体制や市/各行政区と一緒に取り組んでいきたいことなどについて伺いました。サッカーでは、ホームタウンという各チームの活動エリアがあるそうです。これまで、商店街や地域のお祭りの参加などを実施。また、区民デーとして、区民をスタジアムに招待しました。これからは、さらに発展させて、「社会連携」という呼び名に変えながら、地域貢献だけではなく、サッカーチームとしての社会貢献を目指します。「地域社会にしっかりと貢献できるような活動や、市内の課題解決に繋がる活動を行っていきたいと考えている」と上尾さんは話します。

<トーク後半>
今回、#おたがいハマにマスクと消毒液の寄付をしていただきました。Jリーグ中断している中で、サッカーができない期間がありました。そんな中で、サッカークラブとしてできることを考え、今の時期であれば、支援物資を届けることなどを通じて、支援をしたいという思いがあった。

これからのスポーツの可能性について伺いました。本当はオリンピック、パラリンピックで盛り上がっていたはずだった今。スポーツが持つ力を今後増えていくだろうと考えます。「まだまだ地域活動に役立てることができるだろう」と上尾さんは話します。

次に、子どもたちをスポーツを通じて育成していく取り組みについて伺いました。元々、サッカースクールを運営を通じて、1000人から1500人もの会員さんにサッカーの指導を行なっているほか、「はまはまキッズパス」を用意して、子どもをスタジアムに招待。子どもたちがスポーツと触れる機会を増やしました。

ICTの導入について伺いました。サッカー業界自体もまだまだアナログ。より活動を大きくしていくために、デジタルの部分には少しずつ力を入れて、snsの活用や動画配信を実施。上手く活用して行く予定です。

SDGsの視点からの活動についてお話を伺いました。これまで、環境活動を積極的に行ってきました。さらに、健康を維持するためのスポーツや、スタジアム周辺のあり方などを見据えながら、持続可能な社会に向けて取り組みを行いたいと考えているそう。「日常に入り込んでいけるような存在」を目指して活動します。

「サッカーチームとしてできることはまだまだたくさんある」と、上尾さん。これからの意気込みを伺うと、「現在は保土ヶ谷区を中心にした活動だが、地域の皆さんと連携しながら、横浜全体に広がっていくように、課題解決に繋がるような取り組みをやっていきたい」と話します。

◇   ◇   ◇   ◇

<実施概要>
場所:YouTube LIVE + Facebook LIVE
参加方法:ライブ映像はこちらのページから視聴できます。
〇YouTubeライブ

〇Facebookライブ

#おたがいハマ トーク(LOCAL GOOD YOKOHAMA特設サイト)

トーク&セミナー|番組

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<ゲスト>

▽上尾 和大(うえお かずひろ)さん
株式会社横浜フリエスポーツクラブ
代表取締役社長COO
1985年山口県岩国市生まれ。
中京大学体育学部体育科学科卒業後、株式会社LEOCへ入社。
同社で営業部、事業部、人事部を経験し、グループ会社の株式会社GINZA ONODERAにて、鮨銀座おのでらニューヨーク店、鮨銀座おのでらロサンゼルス店を立上げ後、マーケティング責任者として同社のブランディングに従事。鮨銀座おのでらニューヨーク店は、2018年NYミシュランガイドにて二つ星を獲得。
2018年4月より株式会社横浜フリエスポーツクラブの代表取締役社長COOに就任。

クラブ概要

〇参考リンク
▽横浜FCオフィシャルウェブサイト
https://www.yokohamafc.com/

▽横浜FCが「フリ丸印のぱん」「子供食堂×選手と夢トーク」へのCF支援呼びかけ(ヨコハマ経済新聞)
https://www.hamakei.com/photoflash/5164/

▽横浜FC「新型コロナウイルス感染症予防動画」配信のお知らせ _ 横浜FCオフィシャルウェブサイト

横浜FC「新型コロナウイルス感染症予防動画」配信のお知らせ

▽横浜FCのファンと地域に伝える感謝の思い――サッカー「SDGsマッチ」開催へ _ SUSTAINABLE BRANDS JAPAN
https://www.sustainablebrands.jp/article/story/detail/1195345_1534.html

_____________________

▽お願い
Facebookに設置した「【横浜市】#おたがいハマ:新型コロナ感染症対策をテーマにした公民連携プラットホームのオープングループ」にご参加ください。新型コロナウイルスに関する情報を共有していきましょう。どなたでも参加できます。
https://www.facebook.com/groups/829823894180583/

▽【ご協力をお願いいたします!】DONATION/物資の寄付・寄贈のお願い
新型コロナ対策ドネーション「物資の寄付・寄贈」をよろしくお願いします!
既にご存じのこととは思いますが、介護・福祉・医療の分野でもマスクや、防護服、消毒薬などが不足しており、現実的に難しい状況になっています。
少しでも改善していくために皆様にお願いがあります。
未使用のマスク、防護服(ビニール製レインコート等でも可)、消毒薬、プラスチックグローブ(手袋)などがありましたら、寄付をしていただきたいと切にお願いを申し上げます。

DONATION/物資の寄付・寄贈のお願い

▽新型コロナウイルスに向き合う産官学⺠の共創プラットフォーム#おたがいハマ

Home

主催:横浜コミュニティデザイン・ラボ、YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス
協力・支援:横浜市
メディアパートナー:ヨコハマ経済新聞、港北経済新聞、タウンニュース、横浜STORY