[EVENT REPORT] 8/3 #おたがいハマトーク vol.67 麻生智嗣さん:ヨコハマSDGsデザインセンター

8月3日(月)の #おたがいハマトーク vol.67 は、ヨコハマDGsデザインセンター 総合コーディネーターの麻生智嗣さんにお話いただきます。
 最近「SDGs(持続可能な開発目標)」という言葉がずいぶん聞かれるようになりました。
 SDGsは貧困や飢餓の撲滅、男女平等、気候変動など多岐にわたる課題を分かりやすく、世界共通の目標に落とし込んでいます。私たち一人ひとりが行動を変革しなければ達成することはできません。
 ヨコハマSDGsデザインセンターは、これまでの行動を変革するデザインを共に考える〝きっかけづくりの場。多様なステークホルダーとつながり、SDGsの達成に貢献しています。
 7月から、このコロナ禍に於いて地域課題の解決につながる皆さんのチャレンジを応援するために、新しい暮らし方に対応し、未来に向かって進んでいくための新たな取組に必要な事業費を補助する「SDGs bizサポート事業」の募集も始まっています。
 後半は、ヨコハマDGsデザインセンターの地域コーディネーターを務める河原勇輝さんにも登壇いただき、ウィズコロナ時代のSDGsの推進や、今後の展望などについてお話を頂きます。
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トークレポート
<トーク前半>

まずは、麻生さんにヨコハマSDGsデザインセンターでの活動についてお話をしていただきました。

SDGs未来都市に選定された横浜市。ヨコハマSDGsデザインセンターでは、市内の社会、経済、環境の取り組みをつなぐ役目を担います。また、団体や企業が持つシーズと地域のニーズをSDGsの目標達成に向けてデザインしていく役割を持ちます。例えば、ヨコハマ・ウッドストロープロジェクトを実施。障害者を雇用している企業と連携して、木製ストローを作成、普及しました。

ヨコハマSDGsデザインセンターでは、多くの企業や団体からの相談を受け付けています。例えば、企業からは、SDGsに取り組む中でのPRやSDGsに関する研修の相談などを受けたことがあるそう。また、横浜市SDGs bizサポート補助金を募集しており、ヨコハマSDGsデザインセンターでは申請に関する相談対応や事業計画の立案のサポートを実施しています。主に横浜市において、新しい暮らし方に対応した地域の課題解決とSDGsの目標達成に繋がる取り組みや事業を応援する補助金です。締切は8月31日。

<トーク後半>

トーク後半では、ヨコハマSDGsデザインセンター地域コーディネーター河原さんにもご参加いただきました。河原さんは、地域目線のニーズとシーズのマッチングを行い、SDGsに貢献したい地域企業の相談や、地域とコーディネーターをつなぐ活動をしています。「各地域のリビングラボがボトムアップで地域課題を解決していくという視点でも、ヨコハマSDGsデザインセンターは鍵になる」と河原さんは話します。

次に、麻生さんに、「ヨコハマSDGsデザインセンターとして地域にどうアプローチしていくか」についてお伺いしました。「地域に入っていくのは重要。地域で活動されている方や団体が多い中で、うまくサポートできるような取り組みをできれば。ヨコハマSDGsデザインセンターの会員企業は多く、会員企業と地域を結んでいくことで、地域活動をサポートできるのでは」と麻生さんは話します。

また、地域コーディネーターとして活躍する河原さんは、「地域活動において、最初の資金の捻出が課題であるなかで、横浜市SDGs bizサポート補助金のような補助金の利用は重要」と話します。

「サーキュラーエコノミープラス」という概念を持ち、人に重きを置いた活動を大切にする河原さんや「人に会ってなんぼ」と話す麻生さん。地域で活動する団体や人々と共に進める活動に期待がかかります。

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<実施概要>
日時:8月3日(月) 12:15〜12:45
場所:YouTube LIVE + Facebook LIVE
参加方法:ライブ映像はこちらのページから視聴できます。
YouTubeライブ
https://www.youtube.com/watch?v=FrKgcvn5VNQ
Facebookライブ
https://www.facebook.com/LOCALGOODYOKOHAMA/videos/666920544224477/
#おたがいハマ トーク(LOCAL GOOD YOKOHAMA特設サイト)
https://otagaihama.localgood.yokohama/talk/
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<ゲスト>
▽麻生智嗣さん
(株)エックス都市研究所 主任研究員 中小企業診断士
マーケティングリサーチ会社を経て、エックス都市研究所に入社。中心市街地活性化基本計画、総合計画など自治体のマスタープランの策定や、エリアマネジメント、民間企業と地域とをつなぐコーディネート業務などを担当。現在は、ヨコハマSDGsデザインセンターの総合コーディネーターを担当。
https://www.yokohama-sdgs.jp/column/cordinator
▽河原勇輝さん
一般社団法人 YOKOHAMA リビングラボサポートオフィス 代表理事
横浜市内各地にあるリビングラボの活動支援・連携支援を目的として2018年5月に発足。環境や経済だけではなく「ひと」の視点を重視した横浜発のサーキュラーエコノミービジョン「サーキュラーエコノミーPlus」を掲げ、「ローカル・フォー・ローカル」「サステナブルデベロップメント」「ヘルスプロモーション」「パラレルキャリア」という4つの活動領域を中心に、公民連携によるオープンイノベーションを推進している。
https://www.yokohama-sdgs.jp/column
〇参考サイト
ヨコハマDGsデザインセンター
https://www.yokohama-sdgs.jp/

https://www.facebook.com/Yokohama-SDGs-Design-Center-420583842036418/
YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス
https://livinglabsupportoffice.yokohama/

https://www.facebook.com/yokohamalivinglabsupportoffice/
<<お知らせ>>
◆タイトル:SDGs横浜金澤リビングラボオ ンラインフューチャーセッション ~金澤八味の日に横浜市大SDGsコミュニティとの連携を考える~ #おたがいハマ セミナー vol.11
◆日時:8月3日(月) 18:30~20:30
◆形態:Zoom会議

https://www.facebook.com/events/edit/402621784029730/

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▽お願い
Facebookに設置した「【横浜市】#おたがいハマ:新型コロナ感染症対策をテーマにした公民連携プラットホームのオープングループ」にご参加ください。新型コロナウイルスに関する情報を共有していきましょう。どなたでも参加できます。

https://www.facebook.com/groups/829823894180583/
▽【ご協力をお願いいたします!】DONATION/物資の寄付・寄贈のお願い
新型コロナ対策ドネーション「物資の寄付・寄贈」をよろしくお願いします!
既にご存じのこととは思いますが、介護・福祉・医療の分野でもマスクや、防護服、消毒薬などが不足しており、現実的に難しい状況になっています。
少しでも改善していくために皆様にお願いがあります。
未使用のマスク、防護服(ビニール製レインコート等でも可)、消毒薬、プラスチックグローブ(手袋)などがありましたら、寄付をしていただきたいと切にお願いを申し上げます。
https://otagaihama.localgood.yokohama/donation/
▽新型コロナウイルスに向き合う産官学⺠の共創プラットフォーム#おたがいハマ
https://otagaihama.localgood.yokohama/
主催:横浜コミュニティデザイン・ラボ、YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス
協力・支援:横浜市
メディアパートナー:ヨコハマ経済新聞、港北経済新聞、タウンニュース、横浜STORY