7/17 寿町で自由参加の練り歩き音楽練習会「まちなか立寄楽団7月の会」

横浜市中区寿町の寿町健康福祉交流センター(横浜市中区寿町)で7月17日18時30分から、まちなか立寄楽団が歌と手拍子を交えて交流する「まちなか立寄楽団7月の会」が開催されます。楽器を持参して演奏したい人も、歌や手拍子でリズムを刻みたい人も、聴くだけで雰囲気を味わいたい人も、思い思いの方法で関わることができます。

会場となる同センターは、横浜市が高齢者や生活困窮者を支援する目的で整備した地域拠点で、近隣には簡易宿泊所が並ぶエリアが広がります。まちなか立寄楽団は2020年11月に同センターを拠点に結成され、2022年から毎月1回「○月の会」を開いてきました。練習曲にはオリジナル曲のほか、民謡や昭和歌謡も取り入れ、訪れる人の年代や国籍を問いません。過去の会には20人前後が集まり、サックスやトロンボーン、沖縄三線、チンドン太鼓など多彩な楽器が持ち込まれ、通り掛かった住民が手拍子で加わる場面もありました。

寿町は日雇い労働者の簡易宿所街として形成され、近年は高齢化が進んでいます。同楽団は地域で音楽がある場づくりをすすめ、センターの敷地内や周辺を練り歩きながら演奏し、まちに暮らすさまざまな人が偶発的に交流する機会を創出してきました。2022年秋から「たちよってつくるコンサート」も実施し、事前ワークショップで自然音を採集して曲作りに反映する試みや、チンドンのワークショップ、哲学者を招いた対話のワークショップなども行ってきました。

運営は任意団体形式で、代表の岩崎佐和さんのほか、地域在住の労働者の長澤浩一さんらが中心になって活動しています。取り組みは、横浜市の文化助成「ヨコハマアートサイト」にも採択されています。

岩崎さんは「演奏したい人も聴きたい人も、肩書や年齢に関わらず一緒に音を出す時間を楽しんでほしい」と呼び掛けます。途中参加・途中退出も自由としています。

開催は7月17日18時30分〜20時30分。参加予約は不要で、参加無料です。

#横浜 #寿町 #まちなか立寄楽団 #寿町健康福祉交流センター #音楽 #まちづくり