
7/3「サーキュラーエコノミーplus YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスからの提言」ゲスト:河原勇輝さん【オンライン公開収録】
今回の「おたがいハマ」は、7月3日(水)20時より、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス代表理事の河原勇輝さんをお招きして、公開収録を行います。
市民・企業・行政・大学などさまざまな主体が垣根なく集い、現場で課題解決や価値の創出に挑む「リビングラボ」。
その横浜版ネットワークのハブとなる YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスは、 「サーキュラーエコノミーplus(人を中心に据えた循環型経済)」 をキーワードに、地域のウェルビーイング向上と持続可能な経済循環を両立させる取り組みを進めています。
今回は、そのYOKOHAMAリビングラボサポートオフィスの代表である河原さんより、YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスが考える「サーキュラーエコノミーplus」のビジョンとそれを進めて行くための戦略についてお伺いします。
<配信・アーカイブURL>
YouTubeライブ
https://www.youtube.com/watch?v=z2vzTpPU9S4
Facebookライブ
https://www.facebook.com/events/4171504026418398
【トーク要点】
・体制刷新と原点回帰(02:35〜)
今年、組織体制を見直し、「リビングラボ」に再び注力しつつ、「サーキュラーエコノミーplus」を地域で広げる方向性を強化している。
・ 地域発信のためのラジオ番組(06:19〜)
FM金沢で「サーキュラーエコノミーplusチャンネル」を開設し、実践者の活動を紹介するラジオを週1回(金曜11時〜)放送している。大企業や行政だけでなく、地元商店や美容室などのローカルな事例も積極的に取り上げている。
・ 空き家活用×リビングラボの全国展開(17:51〜)
「ソーラークルー」として、全国各地で空き家を防災拠点やコミュニティスペースにDIYで再生し、地域に新しいネットワークをつくる活動を展開中。横浜発のモデルが茨城、広島、鹿児島などに広がっている。
・ 韓国の延世大学との協定締結(24:33〜)
韓国の延世大学とも協定を結び、横浜型リビングラボの民間主導モデルと韓国の行政・大学主導型モデルを学び合い、空き家問題など共通課題の解決に協力する。
・子ども中心の地域課題解決プロジェクト(30:35〜)
「逆提案型浜未来カンパニープロジェクト」として、地域課題に子どもたちが主体的に関わる仕組みをスタート。空き家を防災拠点にするなど、企業・行政と連携しながら子どものアイデアを事業化している。
・「plus」が意味するもの(07:46〜)
単なる資源循環だけでなく、人と人の心のつながりを含めた「人間中心の循環経済」を目指すのが「サーキュラーエコノミーplus」。この意味を市民に広く伝えるために発信を継続している。
・今後の抱負(34:13〜)
横浜型の民間主導リビングラボをさらに加速させ、「サーキュラーエコノミーplusステーション」などを通じて空き家活用の面展開を進め、地域資源の循環と人のつながりを深めていく意欲を示した。
【参考】
河原 勇輝(かわはら ゆうき)さん
一般社団法人 YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス 代表理事
2018年5月18日、横浜市磯子区に本部を置く一般社団法人 YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスを設立し代表理事に就任。「市民・企業・行政・大学が垣根なく対話し、新しい価値を共創する場=リビングラボ」を横浜で広げるハブとして発足。
「サーキュラーエコノミーplus(人を中心に据えた循環型経済)」をビジョンに掲げ、①ローカル・フォー・ローカル 、②ヘルスプロモーション、③パラレルキャリア&ディーセントワーク、④サステナブルデベロップメントの4領域で公民連携事業の支援の取り組みなどを推進している。空き家再生や防災拠点づくりなどに取り組む Solar Crew を主宰している。
https://livinglabsupportoffice.yokohama/