金沢シーサイドFMの番組「サーキュラーエコノミーplus チャンネル」が4月16日(水)にスタートしました。
SDGsの17の目標を地域経済の中でバランス良く達成するために、民間団体が集まり、対話を重
ねることで生み出されたビジョン「サーキュラーエコノミーplus」を切り口に、毎回ゲストの取り組みについて伺う内容です。
放送は、一般的な循環型経済に加えて、そこに関わる「ヒト」に着目して、市民のウェルビーイング向上を目指す、地産地消、再生可能エネルギー、地域連携などの取り組みについてゲストとの対話で、深掘りしていきます。毎週金曜日11:00〜12:00に、金沢シーサイドFMのスタジオから生放送でお届けしています。
第7回の放送のゲストは、横浜市建築局住宅再生課の小屋畑育恵さんと山田將博さん。
横浜市における街づくりについて、サーキュラーエコノミープラスの観点も踏まえながら、現在取り組んでいる活動や今後取り組んでいきたいことについてお聞きしました!ぜひお聴きください。
🎤 番組情報
番組名:金沢シーサイド FM「サーキュラーエコノミーplus チャンネル」
放送日:2025年5月16日
ゲスト:
小屋畑 育恵
・横浜市建築局住宅再生課課長
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/org/kenchiku/soshiki-gyomu/jutakusaisei.html
山田 將博
横浜市建築局住宅再生課担当係長
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/org/kenchiku/soshiki-gyomu/jutakusaisei.html
聞き手:田中隼平(団地暮らしの共創)
提供:株式会社ソーラークルー
🔄 サーキュラーエコノミー×横浜の住宅政策の取り組み(00:36〜)
- 番組の趣旨とゲスト紹介(01:14〜)
- 番組では資源循環や地産智消、再エネ、地域のつながりをテーマに紹介。
- ゲストは横浜市建築局住宅再生課の小屋畑課長と山田担当課長。
- 住宅再生課の業務概要(06:39〜)
- 主な業務は以下の2点:
- 分譲マンションの適正管理と再生支援。
- 公営住宅団地の再生活性化。
- 主な業務は以下の2点:
- 分譲マンションの課題と対応(13:31〜)
- 横浜市の住宅の約6割がマンション居住。
- 43.4万戸のうち6.4万戸が築40年超の「高齢マンション」。
- 高齢化による管理組合の機能低下が懸念されている。
- 管理支援策の紹介(20:20〜)
- 専門家(マンション管理士・建築士)による「マンションアドバイザー派遣」制度。
- 管理組合間の交流会(月1回開催)を通じた情報共有。
- ワークショップ形式の再生活動支援(第三者専門家の派遣)。
- 管理計画認定制度(25:11〜)
- 国制度である「管理計画認定制度」により、横浜市では220件超が認定取得。
- 全国最多の実績で、資産価値の向上にも貢献。
🏘 郊外住宅地の再生とエリアマネジメント(36:20〜)
- 郊外住宅地再生の4つのプロジェクト(37:08〜)
- 東急東横線沿線:「次世代郊外まちづくり」
- 相鉄いずみ野線沿線:「フューチャーシティプロジェクト」
- 磯子区洋光台地区:団地を核とした地域活性化
- 鈴木団地など大規模団地:将来ビジョンの策定と住民合意形成
- 住民主体の取組み支援(40:39〜)
- 一日オーナー制度や交流拠点の設置により「やってみたい」活動を後押し。
- 地域住民のアイデアをまちづくりに反映する仕組み。
- 団地再生に向けた施策(43:01〜)
- 築40年以上・500戸以上の大規模団地64団地が支援対象。
- 管理不全による地域の衰退(空き店舗・交通廃止等)を防ぐため、団地単位の再生活動を展開。
- 団地サポーター制度(46:30〜)
- 民間企業と団地をつなぐ制度として2024年度に発足。
- 分野別の支援事例を共有し、好事例の水平展開を目指す。
💡 まとめと告知(47:41〜)
- 情報提供・啓発
- 「横浜分譲マンションポータル」で支援制度や認定制度を紹介。
- マンション・団地住民への制度活用を呼びかける。
サーキュラーエコノミーplusチャンネル
https://www.circulareconomyplusraradio.com/
【参考】
サーキュラーエコノミーplus(横浜版地域型循環経済)
https://www.city.yokohama.lg.jp/business/kyoso/kyosofront/circulr.html