金沢シーサイドFMの番組「サーキュラーエコノミーplus チャンネル」が4月16日(水)にスタートしました。
SDGsの17の目標を地域経済の中でバランス良く達成するために、民間団体が集まり、対話を重ねることで生み出されたビジョン「サーキュラーエコノミーplus」を切り口に、毎回ゲストの取り組みについて伺う内容です。
放送は、一般的な循環型経済に加えて、そこに関わる「ヒト」に着目して、市民のウェルビーイング向上を目指す、地産地消、再生可能エネルギー、地域連携などの取り組みについてゲストとの対話で、深掘りしていきます。毎週金曜日11:00〜12:00に、金沢シーサイドFMのスタジオから生放送でお届けしています。
第26回の放送のゲストは、地域食堂 春一番の菅家凌さん、青山学院大学4年の須釜杏菜さん。
学校や社会の狭間で、若者学生が、学校外で何かしたい時や誰かに話を聞いてほしい時の味方でありたい!と、地域コミュニティと教育のあり方を見つめ、コミュニティ運営と地域の寄りどころを展開中の現役学生の須釜杏菜さん。 飲食店特化のスタッフシェアリングサービスを共同創業し営業を経験、退職後solar crewの拠点にて、「地域食堂 春一番」を開業し、地産地消や地域雇用を中心にした地域に根付き、食と安心、人を繋ぐ空間作りを目指している菅家凌さん。 強い思いを持つお二人が「人」に対してどのような活動を行い、挑戦していくかを是非、お聞きください!
🎤番組情報
番組名:金沢シーサイド FM「サーキュラーエコノミーplus チャンネル」
放送日:2025年9月26日
菅家 凌(かんけ りょう)
須釜 杏菜(すがま あんな)
▼所属
(菅家 凌)
・地域食堂 春一番
(須釜 杏菜)
・青山学院大学 経済学部 経済学科 4年
聞き手:河原勇輝(ソーラークルー)
提供:株式会社ソーラークルー
・[02:24–05:34] 菅家さんは空き家を活用した「地域食堂 春一番」を運営し、家族連れや仕事帰りの方が立ち寄れるコミュニティレストランを志向しています。将来は子ども食堂や住民参加型の料理イベント(グレープ/ピザづくり等)を計画しています。
・[06:09–08:33] 人材は経験者や独立志向の強い調理人を中心に編成し、商店街・近隣飲食店から余剰食材や旬の地場食材を引き取り「食のループ」をつくる構想を示しています(フードロス抑制と鮮度向上を両立します)。
・[08:41–15:52] 須釜さんは中高生から20代の「居場所」づくりを行っており、学校・家庭以外のサードプレイスで進路や悩みをフラットに話せる機会を提供しています。商店街探訪や共同企画を通じて、得意・不得意や関心の可視化を支援しています。
・[16:18–17:15] 「地域循環」の第一歩として“地元を知り、地元で頼る”姿勢を共有し、遠い概念に見える循環経済を日常の購買や関係づくりに引き寄せる視点を提示しています。
・[21:51–28:57] 両者の連携意向を確認し、10月19日(日)開催の「クレープづくり」イベントの具体像(家庭の道具で再現可能なレシピ、低糖・高たんぱくなどヘルシー提案の余地)や、近隣店舗の余剰食材活用の実例を共有しています。
・[35:45–41:50] 番組の核である「プラス=人中心」を受け、菅家さんは“地域雇用と働く人の人生の豊かさ”を重視し、接客・空間・時間で顧客の1日を幸せにする旨を述べています。須釜さんは“世代継承する学びの循環”を重視し、例として高校生と実施したアラビア語×文化の体験企画を紹介しています。
・[48:15–49:33] 告知:菅家さんは10月1日(水)の営業と10月19日(日)14:00のクレープイベントを案内しています。須釜さんは11月8日(土)に竹之丸地区センターで行われる竹之丸地区センター祭りで「ボッチャ/ぶんぶんごま」体験ワークショップ「コロコロ」を案内し、家族・中高生の参加を呼びかけています。
サーキュラーエコノミーplusチャンネル
https://www.circulareconomyplusraradio.com/
【参考】
サーキュラーエコノミーplus(横浜版地域型循環経済)
https://www.city.yokohama.lg.jp/business/kyoso/kyosofront/circulr.html
