金沢シーサイドFMの番組「サーキュラーエコノミーplus チャンネル」が4月16日(水)にスタートしました。
SDGsの17の目標を地域経済の中でバランス良く達成するために、民間団体が集まり、対話を重
ねることで生み出されたビジョン「サーキュラーエコノミーplus」を切り口に、毎回ゲストの取り組みについて伺う内容です。
放送は、一般的な循環型経済に加えて、そこに関わる「ヒト」に着目して、市民のウェルビーイング向上を目指す、地産地消、再生可能エネルギー、地域連携などの取り組みについてゲストとの対話で、深掘りしていきます。毎週金曜日11:00〜12:00に、金沢シーサイドFMのスタジオから生放送でお届けしています。
第12回の放送のゲストは、ハーチ㈱の室井梨那さん。
原動力は、人と人、地域と世界をつなぐこと。大学では第二言語習得と英語教育を学び、アメリカ滞在を経て日英バイリンガルの発信力を磨いてきた室井さん。地元に根差したネットワークと国際的な視野を活かし、取材やツアー企画、地域の活性化に取り組んでいる中で感じた「circular economy +」の概念についてもお話いただきました!是非お聞きください!
🎤 番組情報
番組名:金沢シーサイド FM「サーキュラーエコノミーplus チャンネル」
放送日:2025年6月20日
ゲスト:室井梨那(Circular Yokohama マネジャー)
聞き手:河原勇輝(ソーラークルー)、渡邉太郎(学生スタッフ)
提供:株式会社ソーラークルー
🔄サーキュラーエコノミーとは?(04:00〜06:30)
- 「サーキュラーエコノミー」は「循環型経済」を意味し、資源を捨てずに再利用する仕組み。
- 日本では近年認知が高まってきたが、「もったいない」文化や江戸時代の生活様式など、根本的には日本文化に合った概念であると指摘。
🌏世界の事例と日本の立ち位置(15:00〜19:30)
- 欧州(特にオランダ・イギリス)が先進事例だが、アフリカ・東南アジアでも独自のアプローチが進む。
- 地域によって取り組むべき段階が異なる。日本は製品の再利用や廃棄対策に注力する一方、資源確保の段階にある国もある。
🍽韓国の食品ロス対策(21:00〜24:00)
- 韓国は食文化に起因して食品廃棄が多いが、コンポストや法的規制により先進的な取り組みが進行中。
- ハーチも海外事例の研究と発信に注力しており、情報発信によって日本との架け橋となっている。
🛠現場参加と市民連携の重視(26:00〜28:30)
- ハーチは横浜市内の星川駅~天王町駅の高架下施設を活用し、循環型芸術祭などの市民参加型イベントを開催。
- 「DIY」「地域の使われていない資源の再活用」が重要なテーマ。
🤝サーキュラーエコノミープラス協定(39:00〜41:00)
- ハーチ、横浜市、ソーラークルー、横浜コミュニティデザイン・ラボの4者協定により「サーキュラーエコノミープラス」の推進。
- キーワードは「人への思い」や「自分ごと化」。資源の循環だけでなく、人の関与と幸福感を重視。
🎤イベント紹介(50:00〜52:00)
- 6月25日(水)に横浜・大川印刷での「フューチャーリーダーズ」開催(ハーチ代表・加藤氏登壇)。
- ソーラークルーも月末にマルシェを実施予定。
サーキュラーエコノミーplusチャンネル
https://www.circulareconomyplusraradio.com/
【参考】
サーキュラーエコノミーplus(横浜版地域型循環経済)
https://www.city.yokohama.lg.jp/business/kyoso/kyosofront/circulr.html