
横浜市西区みなとみらいにある横浜市立大学みなとみらいサテライトキャンパス(横浜市西区みなとみらい)で、5月31日にSDGsをテーマとしたシンポジウム「YCUREUNION SDGsシンポ2025」が開催されます。主催は横浜市立大学同窓会(浜大会)で、平和や地球環境といった社会課題の解決に向けて、国内外の大学同窓会が連携し、それぞれの知見やネットワークを活かす可能性を探る内容となっています。
このシンポジウムは、横浜市立大学同窓会が毎月取り組んでいるSDGs実践活動の一環であり、地域や地球の「元気」につながる具体的な連携や取り組みについて議論することを目的としています。開会にあたっては、浜大会会長の金子延康さんが、同窓会の役割と趣旨について説明し、つながりの重要性を強調します。
続いて、横浜市立大学非常勤講師であり、著書『実利論』の筆者でもある笠井亮平さんが、インドの国際関係から学ぶネットワーク戦略について基調講演を行います。また、同大学共創イノベーションセンター長の留目真伸さんは、産学官民連携によるイノベーション創出の実例と展望について語ります。
その後のセッションでは、一橋大学同窓会如水会横浜支部長の渡邊桃伯子さん、GOOTJAPAN代表の飯田峰子さん、さらに韓国からGOOT韓国代表のKIM DONGILさんが登壇し、大学同窓会連携の可能性や観光をテーマにした国際的なつながりについて事例を交えながら紹介します。最後には、登壇者全員による質疑応答とディスカッションの時間も設けられており、参加者との意見交換が期待されています。
このイベントは、横浜市をはじめ、神奈川新聞社、ヨコハマ経済新聞などの後援を受けており、共催には「YOKOHAMA6」(横浜市内6大学の同窓会連携組織)も参加しています。大学同窓会を通じた広域的な連携の動きが進んでおり、海外の大学関係者との協力の可能性も広がりを見せています。
参加は無料で、会場には約30人、オンラインではウェビナー形式で約120人の参加が見込まれています。オンライン参加に関してはZoomを使用し、URLは
https://yokohama-cu-ac-jp.zoom.us/j/86573174531
で、事前の登録やパスワードは不要です。シンポジウムの模様は後日、YouTubeチャンネル「横浜市大同窓会」でも公開される予定です。
開催日時は5月31日13時〜15時30分、会場は横浜市立大学みなとみらいサテライトキャンパス(横浜市西区みなとみらい)。参加無料。会場参加とオンラインのハイブリッド形式で行われます。
詳細・参加申込は
http://www.shinkoukai-web.jp/pages/102/