杉浦裕樹さん:Circular Economy + RADIO #4

金沢シーサイドFMの番組「サーキュラーエコノミーplus チャンネル」が4月16日(水)にスタートしました。

SDGsの17の目標を地域経済の中でバランス良く達成するために、民間団体が集まり、対話を重
ねることで生み出されたビジョン「サーキュラーエコノミーplus」を切り口に、毎回ゲストの取り組みについて伺う内容です。

放送は、一般的な循環型経済に加えて、そこに関わる「ヒト」に着目して、市民のウェルビーイング向上を目指す、地産地消、再生可能エネルギー、地域連携などの取り組みについてゲストとの対話で、深掘りしていきます。毎週金曜日11:00〜12:00に、金沢シーサイドFMのスタジオから生放送でお届けしています。

第四回の放送のゲストは、NPO法人横浜コミュニティデザインラボの杉浦裕樹さん。
前身の活動を2001年に開始、翌年2002年にはまちづくりとデジタル活用をテーマにNPO認定。学びと連携の場づくりや、地域情報の編集・配信事業、コミュニティスペースの運営などを行なっています。中区・関内地区では、町内会や老人クラブ等の地域活動の実践もしている杉浦さんのお話をぜひお聴きください。

番組はYouTubeで聴くことができますできます

🎤 番組情報
番組名:金沢シーサイド FM「サーキュラーエコノミーplus チャンネル」
放送日:2025年4月25日
ゲスト:杉浦裕樹(NPO法人横浜コミュニティデザインラボ 代表理事、ヨコハマ経済新聞 編集長 )https://yokohamalab.jp/
https://www.hamakei.com/
聞き手:河原勇輝(ソーラークルー)、渡邉太郎(学生スタッフ)
提供:株式会社ソーラークルー

  1. 杉浦裕樹の自己紹介とNPO設立背景(03:22〜)
     舞台監督から地域活動へ転身。2003年に「横浜コミュニティデザイン・ラボ」を設立し、横浜の良さを広げ、課題を解決する地域づくりに取り組む。
  2. ICT活用と「ヨコハマ経済新聞」の立ち上げ(07:44〜)
     インターネット黎明期に地域メディアとして「ヨコハマ経済新聞」を立ち上げ。地域のライブな情報を共有し、まちづくりに活用。
  3. コミュニティデザインの核は“共感とビジョン”(19:59〜)
     人と人のつながり=コミュニティは、「共通の関心や価値観の共有」から始まる。「共感」から「役割の自覚」へと育てていくことが重要。
  4. 舞台監督の経験と“裏方的視点”の活用(23:20〜)
     舞台づくりの「逆算思考」や「臨機応変な判断力」が、まちづくり・コミュニティ形成でも役立っている。
  5. サーキュラーエコノミー+と横浜市との4者協定(40:10〜)
     横浜市、ハーチ社、Solar Crew、コミュニティデザインラボが連携協定を結び、循環型経済×人間中心のまちづくりを推進。
  6. リビングラボから「地域循環経済」へ(41:15〜)
     地域の“人・場所・資源”を価値として捉え、共有し循環させることで経済を活性化する「コミュニティ経済」の考えを展開。
  7. 「意味ある個人的な体験」がコミュニティの起点(44:34〜)
     個人の経験や気づきが行動の原点になる。出会いや共鳴が新たなアクションへつながることを「意義ある体験」と定義。
  8. 情報と活動、両方の“デザイン”が必要(29:51〜)
     LINEやSNSの活用も含めた「情報デザイン」、現場の仕掛けを考える「活動デザイン」の両軸がコミュニティ運営には不可欠。
  9. “やること”の重要性とリスク感覚(32:03〜)
     失敗を恐れず行動することが経験値となる。「名誉・時間・経済」のリスクと向き合いながら、適切な判断力を養う。
  10. 今後の展望と「学びと連携の場づくり」(50:09〜)
     リアルな体験共有の場や、コワーキング/シェアカフェの活用、そしてオンライン発信にも力を入れていく方針を表明。

サーキュラーエコノミーplusチャンネル
https://www.circulareconomyplusraradio.com/

【参考】
サーキュラーエコノミーplus(横浜版地域型循環経済)
https://www.city.yokohama.lg.jp/business/kyoso/kyosofront/circulr.html