「横浜市ことぶき協働スペース」(横浜市中区寿町4)において、3月2日と3月8日に「ことぶき協働フォーラム2025」が開催されます。
1日ごとに「まち」と「人」に焦点を当て、「未来へつなぐ協働 ~『人』と『場』が織りなす寿の実践~」をサブタイトルに掲げています。
3月2日の「寿のまち編」では、「多世代の交流をめざして」をテーマに、横浜市寿町健康福祉交流協会常任理事の小澤明夫さん、横浜簡宿事業協同組合理事長の呉俊雄さん、桜美林大学グローバル・コミュニケーション学群4年生の内木海斗さんをゲストに迎え、トークセッションが行われます。
ゲストのお話を聞いた後、多世代交流ができる場所づくりについて意見交換を行います。意見交換の進行役は桜美林大学リベラルアーツ学群4年生の高橋讃良々さんが務め、「寿町のまちにあったらいいもの」や「これから実現したいつながりづくり」などについて若い世代とともに考えます。
3月8日の「寿のひと編」では、「社会的な健康をめざして」をテーマに、医師、保健師、依存症回復相談者の取り組みを通じて、「人と人が伴走する地域づくり」を考えます。パネルディスカッションには、横浜市寿町健康福祉交流センターの医師・金子惇さん、NPO法人「寿アルク」第2アルク生活訓練センター施設長の栗花岩人さん、保健師の森山まり子さんが登壇し、白梅学園大学名誉教授の長谷川俊雄さんが聞き手を務めます。このセッションでは、寿町での実践から、誰もが健康になれる社会のあり方について学び合います。
横浜市ことぶき協働スペースの担当者は、「横浜寿町は、市民同士の支え合いと協働が築かれた、市民活動の先進地です。困難があっても安心できるよりどころを求めて、人と人が出会いつながってきたまちです」と述べ、「格差が広がり、超高齢社会を迎える中でも、誰もが力を合わせられる社会を目指して、一人一人ができることや連携してできることを一緒に考える機会としてご参加ください」と呼びかけています。
開催時間は両日とも13時30分~16時30分です。会場定員はいずれも30人で、3月8日のみオンライン参加も可能です。参加費は無料です。
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