
〜「おたがいハマトーク★復活! 横浜の明日を拓くサーキュラーエコノミーplus」〜PART3
コロナ渦を市民みんなで乗り越えるための公民連携プラットフォームとして開設された「おたがいハマ」。2020年5月から約2年間に亘り、横浜の地から世界的なパンデミックに立ち向かうための官民の取組を、NPOや企業、大学研究機関と共に、オンラインによるトークセッションやセミナー、ワークショップ等を通じて発信しました。
そんな「おたがいハマトーク」が、この2025年1月29日から復活しました。
再臨する「おたがいハマトーク」のテーマは、気候変動による大規模災害や食料やエネルギーの枯渇と高騰。人口減少による人手不足、単身世帯の急増による市民の孤独・孤立。そして多死社会の到来と急速に進む少子・高齢化など多岐に亘る社会問題や市民生活の課題を乗り越え、将来に亘って持続可能や横浜をいかに実現するかです。
そして、持続可能性を担保し、市民みんなの力で、横浜の明日を拓いて行くための羅針盤となるビジョンの重要なモノに、「サーキュラーエコノミーplus」があります。
「サーキュラーエコノミーplus」とは、横浜市が推進する地域循環経済のビジョンです。このビジョンは、いわゆるサーキュラーエコノミーが進める資源や製品の循環だけでなく、循環を通じた「ひと」のエンパワーメントを重視しています。これにより、環境・社会・経済の課題を同時に解決し、横浜市民のウェルビーイングを実現することを目指しています。
なお、このビジョンの具現化にあたっては、以下の4つの重点テーマ・領域が挙げられ、このテーマ・領域に沿って、市内各地で公民の連携による多彩なプロジェクトが展開されています。
1)ローカル・フォー・ローカル(地域のものは地域に還せ):地域における資源循環と電力・食の地産地消による気候危機への挑戦
2)サステナブルデベロップメント(持続可能な街繕い):空き家や休耕地など活かされていない空間の有効活用による持続可能な街の実現
3)パラレルキャリア(学校や会社にとらわれないもうひとつの学び方・働き方):年齢や性別、国籍や病気・障害の有無にとらわれず、個人に寄り添うフレキシブルな働き方・学びの場の創出による「ひと」のエンパワーメント。
4)ヘルスプロモーション(人生100年の時代の健康戦略):介護、ヘルスケア、スポーツ、生活サービス産業の総合的なプロモーションによる生涯活躍社会の展開。
何より「サーキュラーエコノミーplus」は、横浜版リビングラボを運営する民間団体が中心となり、オープンな場で対話を重ねることで、生み出されたモノであり、市民目線の、市民の手による、市民に寄り添うビジョンであると言えます。
2月26日の「おたがいハマトーク」では、緑区竹山団地において神奈川大学サッカー部の学生たちが地域住民の方々と展開している誰もが生き生きと楽しく暮らすことのできる団地づくりの取組を紹介します。
<開催概要>
「おたがいハマトーク★復活! 横浜の明日を拓くサーキュラーエコノミーplus」
PART3 テーマ:「団地丸ごとサーキュラーエコノミーplus―神奈川大学サッカー部の挑戦」
2020年から、神奈川大学と神奈川県住宅供給公社は連携・協力に関する協定を締結。地域活性化と学生の健全育成を目指し、神奈川大学サッカー部は「竹山団地プロジェクト」をスタート。横浜市緑区にある竹山団地を部員の学生寮のように活用しています。
また、竹山連合自治会や神奈川県住宅供給公社と連携し、周辺地域の活性化や地域コミュニティの課題解決に繋がるSDGs活動を展開しています。
『ウェルビーイングフットボール』から見る今後の取組の方向性について、関係者との対話を通じて探求していきます。
1)おたがいハマトークについて
・杉浦裕樹(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ)
2)「団地丸ごとサーキュラーエコノミーplus―神奈川大学サッカー部の挑戦」
ゲスト:大森 酉三郎(NPO法人KUSC 理事、神奈川大学サッカー部 監督)
進行:関口昌幸(横浜市都市経営局 共創推進室)
<配信・アーカイブURL>
YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=efZoRYQ-mkg
Facebookライブ:https://www.facebook.com/events/1156327922569192
<参考>
竹山団地プロジェクト
https://www.kanagawa-u.ac.jp/cooperation/project/takeyama/
神奈川大学サッカー部
https://sports.kanagawa-u.ac.jp/football/
ハーチ株式会社
https://harch.jp/
https://harch.jp/…/circular-yokohama-environmental…
PART1
1/29「リビングラボとサーキュラーエコノミーplusの現在と未来」ゲスト:河原勇輝さん【オンライン公開収録】
〜「おたがいハマトーク★復活! 横浜の明日を拓くサーキュラーエコノミーplus」〜PART 1
https://www.facebook.com/events/1122348236298357/
〜「おたがいハマトーク★復活! 横浜の明日を拓くサーキュラーエコノミーplus」〜PART 2
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<開催予告>
『サーキュラーエコノミーplus×EXPO 』(地域でつながり、地域の経済を循環させる博覧会)~仲間たちと切り拓く、横浜の明日の風景~
開催日程
令和7(2025)年3月23日(日曜日)/24日(月曜日)2日間
【第1日目】
日時:令和7(2025)年3月23日(日曜日)
テ-マ:子どもや若者と共に持続可能な自然とまちを考える日
主催:横浜市
※「サーキュラーエコノミー推進フォーラム~第1次産業を公民連携によって第8次産業へ~」は、
一般社団法人横浜イノベーション推進機構との主催プログラムとなります。
【第2日目】
日時:令和7(2025)年3月24日(月曜日)
テ-マ:持続可能な未来に向けた人生と社会をデザインする日
主催:横浜市・一般社団法人横浜イノベーション推進機構
会場
パシフィコ横浜ノース(予定)
(神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1−2)
https://www.city.yokohama.lg.jp/business/kyoso/kyosofront/expo2025.html