掃部山公園にシドモア桜を植樹しました


日米桜交流のきっかけをつくったアメリカ人紀行作家のエリザ・R・シドモア。彼女ゆかりのシドモア桜の苗木が、令和6年の西区制 80 周年を記念するとともに、GREEN×EXPO2027 の開催に向け、「シドモア桜の会 横浜」から西区に寄贈されました。
12 月 20 日、「シドモア桜の会 横浜」及び西区制 80 周年記念事業実行委員会、西区がその苗木を、横浜の開港に貢献した井伊直弼公の銅像が建つ掃部山 かもんやま公園に植樹しました。
今回植樹した苗木は数年後に大きな木となり、花を咲かせます。地域のみなさまとともに大切に見守り、末永く大事にしていきます。

シドモア桜について
1912年、日本からワシントンへ桜の苗木3千本が贈られました。その桜はポトマック河畔一帯に植えられ、日米友好のシンボルとして親しまれています。桜の植樹に大きく貢献したのがアメリカ人紀行作家のエリザ・R・シドモア女史です。
シドモア女史は今、横浜の山手外国人墓地に兄と母と共に眠っています。そのポトマック河畔の桜が、1991 年に里帰りし、シドモア桜の会によって、シドモア家墓前に植えられました。その「里帰り桜」から接ぎ木し、育てた苗木を 「シドモア桜」と呼んでいます。

西区制80周年記念事業実行委員会 平野周二委員長コメント
今回植樹したシドモア桜は、まだ幼い苗木ですが、西区がこの先90周年、100周年と歩みを進めていく中で、桜も成長し、いずれ、春には満開の桜で訪れる人々を楽しませてくれるようになることと思います。
西区の未来に向けて、皆さまもこのシドモア桜の成長を見守っていただけますと幸いです。

https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/nishi/2024/1224scidmoresakura.files/0002_20241223.pdf