[NEWS] 横浜市が高齢者へのワクチン接種の準備状況を発表 「施設接種」は4月12日から

 横浜市は4月7日、新型コロナウイルスワクチン接種に向けた準備状況を発表しました。市民へのワクチン接種は4月12日から、高齢者施設で行う「施設接種」を最初に開始します。

 4月に国から供給されるワクチンは18箱(1箱975回接種分)で、高齢者施設に入所している方を対象として、介護老人保健施設(老健)と特別養護老人ホーム(特養)で接種を始めます。

 第1回目の実施時期は、4月12日の週=14施設・約2,700人、19日の週=17施設・約3,800人、26日の週=7施設・約1,600人、5月3日の週=1施設・約300人で、合計39施設(老健=26施設、特養=13施設)で約8,400人に接種します。2回目以降の接種は3週間後の予定。

 横浜市では、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の手法として、高齢者施設で行う「施設接種」のほか、市が設置する特設会場で行う「集団接種」、身近な病院・診療所等で行う「個別接種」の3つの手法で実施します。

 5月以降に開始する「集団接種」は、5月17日の週からの接種開始に向けて、4月中旬までに各区の接種会場を設営し、各会場でシミュレーションを実施するなどの準備を整えます。

 「個別接種」は、市内約1,070カ所の医療機関(病院=約70、診療所=約1,000)で個別接種を実施する予定。接種医療機関については、5月中旬以降にホームページ等で発表します。

 高齢者向け接種に係る個別通知は、4月下旬から80歳以上(約29万人)と75歳以上(約19万人)、5月中旬から70歳以上(約24万人)、65歳以上(約20万人)に発送します。

 横浜市は3月に、ワクチン接種に関する問い合わせに対応するコールセンター(TEL 0120-045-070)を開設しています。各年代の接種開始時期や接種会場など、接種のための全般的な相談に応じる。受付は9時から19時まで。土・日曜や休・祝日も対応。聴覚障害者にはFAX(050-3588-7191)で問合せを受け付けます。

○新型コロナウイルスのワクチン接種について 横浜市
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/yobosesshu/vaccine/vaccine-01.html#mitooshi