金沢シーサイドFMの番組「サーキュラーエコノミーplus チャンネル」が4月16日(水)にスタートしました。
SDGsの17の目標を地域経済の中でバランス良く達成するために、民間団体が集まり、対話を重
ねることで生み出されたビジョン「サーキュラーエコノミーplus」を切り口に、毎回ゲストの取り組みについて伺う内容です。
放送は、一般的な循環型経済に加えて、そこに関わる「ヒト」に着目して、市民のウェルビーイング向上を目指す、地産地消、再生可能エネルギー、地域連携などの取り組みについてゲストとの対話で、深掘りしていきます。毎週金曜日11:00〜12:00に、金沢シーサイドFMのスタジオから生放送でお届けしています。
第11回の放送のゲストは、横浜市住宅供給公社の今井恭介さん。
横浜市における街づくりについて、横浜市の施策実行部隊である横浜市住宅供給公社としての現在取り組んでいる活動や今後取り組んでいきたいことについてお聞きしました!!ぜひお聴きください。
🎤 番組情報
番組名:金沢シーサイド FM「サーキュラーエコノミーplus チャンネル」
放送日:2025年6月13日
ゲスト:今井 恭介
横浜市住宅供給公社 ▷ https://www.yokohama-kousya.or.jp/
聞き手:田中隼平(団地暮らしの共創)
提供:株式会社ソーラークルー
- 公社の役割と背景(〜05:00)
- 1966年設立、横浜市出資のデベロッパー的外郭団体。
- 住宅供給だけでなく、まちづくりや再開発にも取り組むように変化。
- 自主事業(収益型)と公営事業の二軸体制。
- まちづくり事業課の取り組み(07:00〜15:00)
- 耐震改修・マンション管理組合支援・少額住宅普及などを実施。
- 横浜市建築局「ヨコハマ市民まち普請事業」の事務局も担当。
- 地域交流や医療・福祉との連携、コンパクトシティ化を推進。
- 金沢区での実例紹介(17:00〜20:30)
- 「あしたタウンプロジェクト」では、シーサイドタウンに交流スペースを整備。
- 分譲+商店街、地域イベント(例:金沢区の日、ボタンちゃん来場)も開催。
- 住宅の「超寿命化」支援(22:00〜28:00)
- 建替えには1戸2000万円前後の費用がかかるため、現実的には長寿命化が主流。
- 修繕計画の策定支援、マンション管理士の派遣制度などを活用。
- 無償支援と有償コンサルを併用、初期相談は無料プレゼンも実施。
- 合意形成と住民参加(35:00〜38:00)
- 集会所の整備などをきっかけに「団地ビジョン」を共有することが重要。
- 住民構成の可視化、意見の吸い上げに努める。
- 第三者コンサルによる中立的ファシリテーションも活用。
- 世代・地域交流の工夫(39:00〜41:00)
- 高齢者と子育て世代をつなぐイベント(例:移動販売、子ども向け空間)。
- 小規模賃貸住宅に子育て支援機能やリノベ空間を導入。
- 長期修繕計画と「公社の姿勢」(42:00〜44:30)
- 単に管理業務を受託するのではなく、管理組合の“パートナー”として並走。
- 理事交代があっても継続的に運用できるよう、説明会やドキュメント整備を徹底。
- 「市民を癒す公社」として、市民目線の継続支援を宣言。
サーキュラーエコノミーplusチャンネル
https://www.circulareconomyplusraradio.com/
【参考】
サーキュラーエコノミーplus(横浜版地域型循環経済)
https://www.city.yokohama.lg.jp/business/kyoso/kyosofront/circulr.html