横浜・青葉台で約30景観をAI解析する市民参加実証

横浜市青葉台エリア(横浜市青葉区青葉台周辺)で、まちの景観に対する人の印象や評価を集め、AIで解析してまちづくりに活かす実証実験が行われています。Safamii(横浜市西区高島2-10-13 横浜東口ビル509)が、神奈川県のオープンイノベーションプログラム「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」の採択事業として、三菱UFJリサーチ&コンサルティングと共同で技術開発と検証を進める取り組みで、実施期間は2026年1月24日(土)9:00〜2月9日(月)9:00です。

<実証実験の概要>
・実施期間:2026年1月24日(土)9:00〜2月9日(月)9:00
・実施場所:横浜市青葉台エリア(横浜市青葉区青葉台周辺)の駅周辺、商業エリア、河川沿いなど約25カ所
・対象人数:先着300人(謝礼あり)
・対象者:青葉台駅(横浜市青葉区青葉台1-7-3)を起点に10km圏内に住む人
・実施内容:まちの景観に対する印象評価アプリ「Monologue(モノローグ)」を用いた評価データの収集と、取得データのAI解析・評価
・主催:Safamii
・共同:三菱UFJリサーチ&コンサルティング
・位置付け:神奈川県主催「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」採択事業

<評価アプリMonologueの使い方>
参加はスマートフォンで「Monologue」にアクセスし、メールアドレスまたはGoogleアカウントで登録して進めます。アプリ内には青葉台エリアのスポットが25個あり、参加者は任意のスポットを選んで風景の評価を入力します。入力数に上限は設けられていない一方、Safamiiの案内では謝礼の対象は10カ所までとしています。評価の入力後は、指定の手続きで完了報告を行う流れで、完了報告は2026年2月9日(月)9:00までの対応が求められています。

<「人の感じ方」をデータにする狙い>
Safamiiは、交通量や施設数、人の流れ、地価といった客観的で定量的な指標を中心にしてきた従来の都市評価では、「落ち着く」「居心地がいい」といった主観的な体験が意思決定に活用されにくかった点を課題に挙げています。今回の実証では、生活者が日常の中で感じる「まち・地域の印象」をデータとして集め、環境因子や行動データなどの客観データと組み合わせてAIで整理・分類することで、都市評価の新たな手法として成立するかを検証します。景観の評価を「個人の感想」で終わらせず、まちや空間の特徴を説明する材料として扱える形に整えることが、取り組みの核になります。

<BAK採択事業としての位置付け>
本事業は、神奈川県が進める大企業とベンチャーの連携支援プログラム「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」の採択プロジェクトの1つとして進められています。神奈川県の公開情報では、プロジェクト名は「都市空間の快適性評価技術・データ基盤を活用した“ウェルビーイングなまち”プロジェクト」とされ、Safamiiと三菱UFJリサーチ&コンサルティングが連携主体として記載されています。Safamiiは、BAKの採択を受けて技術開発と検証を進めていることに加え、神奈川県とeiiconの支援を受ける体制も示しています。

<今後の活用とSafamiiの取り組み>
Safamiiは、実証で得た知見をもとに、自治体や都市開発事業者と連携し、「人の感じ方」を考慮したまちづくりを支援する技術・サービスの実用化を目指す方針を示しています。これまでの取り組みとしては、都市公園のにぎわいが心理状態に与える影響や、旅行体験、里山・山村での体験が心理状態に与える効果などの実証・分析事例を挙げています。また、Safamiiは三菱UFJリサーチ&コンサルティングと2025年6月1日から共同研究契約を結び、「人の感じ方」という切り口で主観データを収集し、AIで整理・分類してまちづくりや都市評価に活かす仕組みの共同開発を進めているとしています。

<お問い合わせ>
Safamii(横浜市西区高島2-10-13 横浜東口ビル509) 小平さん(info@safamii.com

https://safamii.com/corporate/monologue