横浜市では、市民の皆様が主体となり、地域の課題解決や魅力向上を目指す施設整備提案に対して支援・助成を行う「ヨコハマ市民まち普請事業」を実施しています。この度、1月26日(日)に開催された「令和6年度ヨコハマ市民まち普請事業 2次コンテスト」において、公開審査の結果、5つの提案が整備助成対象に選ばれました。選ばれた提案は、創意工夫、実現性、公共性、費用対効果、地域まちづくりへの発展性といった基準で審査されました。今後、選定されたグループは自らの手で施設整備を進め、地域の課題解決や魅力向上を具現化していきます。
助成対象に選ばれた5つの提案
- いの池を中心とした地域資源循環システムの再生と維持(港北区)
提案者:師岡熊野神社「いの池」愛護会
地域住民が守り続けてきた「いの池」の水環境改善を目的に、導水管の整備や老朽化した石積護岸の修復、活動掲示板の新設などを行います。
審査員講評:水や土など資源循環を考えた取り組みが評価されました。 - あおぞら広場(金沢区)
提案者:あおぞら広場をつくる会
あおぞら谷津保育園にパーゴラやベンチ、カウンターを設置し、保育園と地域をつなぐ場を整備します。
審査員講評:保育園を地域に開放する先進的な試みとして期待されています。 - シェアキッチンを備えた多世代交流拠点の整備(保土ケ谷区)
提案者:ニつ台みーとみーとPJ
元精肉店の空き店舗を改修し、多世代交流拠点としてシェアキッチンや学習塾(学習塾は本事業整備対象外)を併設します。
審査員講評:子どもたちの居場所を地域に開放し、多世代交流を促進する取り組みが評価されました。 - 懐かしい街の記憶を次世代へと繋ぐ拠点(保土ケ谷区)
提案者:パレット境木ベース運営委員会
商店街の空き店舗を活用し、多世代が自由に集えるスペースやシェアキッチン・カフェを整備します。
審査員講評:街の記憶を人々が繋ぐことで、新たな活気が生まれることが期待されています。 - 熊野の森 子どもの居場所プロジェクト(港北区)
提案者:熊野の森 子どもの居場所プロジェクト実行委員会
熊野神社市民の森近接地にある個人住宅とその屋外空間を改修し、子どもと子育て世代に開かれたコミュニティスペースとして活用します。
審査員講評:住宅街で周囲との調和を意識した場づくりがモデルケースになることが期待されています。
次年度提案募集について
令和7年度の提案募集は2月12日(水)から開始されます。事前登録グループには専門家によるアドバイスや見学バスツアーなども提供されますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。
【募集期間】
2025年2月12日(水)~5月30日(金)17時必着
【問い合わせ先】
都市整備局地域まちづくり課まち普請事業担当
電話:045-671-2679 / メール:tb-seibiteian@city.yokohama.lg.jp
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/toshi/2024/0130r6machibu2.html