横浜市は2026年3月30日、政策研究誌「調査季報」の新しい公開形態となる調査季報ウェブ版「人にやさしいまち」を公開しました。調査季報は1963年の創刊以来、市民生活に関わる重要な課題や市の施策を取り上げてきた媒体で、2026年からは冊子を中心とした発行形態を見直し、検索性やアクセシビリティ、携帯性を高めたウェブ公開へ切り替えます。
<公開の概要>
横浜市の説明では、ウェブ版では統一テーマのもと、市内大学の専門家による寄稿を軸に、未来を担う世代の声を取り上げたコンテンツや、横浜市職員による関連原稿をあわせて公開していきます。今回のテーマは「人にやさしいまち」で、こども・子育ての視点から編集されています。
<掲載内容>
今回のウェブ版は、横浜市立大学金沢八景キャンパス(横浜市金沢区瀬戸22-2)にある国際教養学部都市学系の三輪律江さんによる寄稿「こどもにやさしいまちづくりとは―まちそのものをこどもの居場所にするために―」を中心に構成されています。あわせて、三輪研究室の学生6人による座談会「つながりづくり、居場所化」、こども青少年局職員による「青少年の地域活動拠点の現場から」、野田実さんによる「つどいの広場の現場から」を掲載しています。公開ページにはPDF版とテキスト版のリンクも並び、読み方を選べる形になっています。
<冊子からウェブへの移行>
横浜市は、これまで50年以上にわたり調査季報を発行してきました。アーカイブページでは、2023年3月発行の188号「市民の意識と行動選択の変化」をはじめ、過去の特集号を公開しています。今回のウェブ版公開は、そうした蓄積を引き継ぎながら、公開方法をウェブ中心へ切り替える節目になります。
<背景>
公開ページでは、「人にやさしいまち」を令和7年度予算案の特徴の一つとして位置づけた視点に沿って編集したと説明しています。対象は子育て世代や青少年に限らず、現役世代や高齢者までを含み、市民が感じる暮らしやすさややさしさを扱う構成です。横浜市は中期計画2022-2025で「子育てしたいまち 次世代を共に育むまち ヨコハマ」を基本戦略に掲げており、今回のテーマ設定はその流れとも重なります。
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/seisaku/torikumi/shien/tyousakihou/kihou_webversion.html
