横浜市内の関係団体と行政が、精神科アウトリーチの横浜モデルを主題にした「横浜精神保健福祉フォーラム」を2025年11月15日(土)に神奈川県地域労働文化会館 2階ホール(横浜市南区高根町1-3)で開催します。受付開始は12時30分、開演は13時で、16時45分までを予定し、定員は100人です。
<開催概要>
日時:2025年11月15日(土)受付開始12時30分、開演13時〜16時45分
会場:神奈川県地域労働文化会館 2階ホール(横浜市南区高根町1-3)。
参加費:会員 500円、非会員 1,000円
主催:NPO法人『横浜市精神障害者地域生活支援連合会』(略称:市精連)
後援:横浜市健康福祉
定員:100人
<開催趣旨>
本フォーラムは、2022年9月の障害者権利条約に基づく日本政府への勧告(総括所見)やベルギーの精神医療改革、2025年の地域医療計画に精神病院が位置付けられた点、横浜市で進む第5期障害者プラン(2027年〜2033年)の策定状況を踏まえ、保土ケ谷区で実施された「精神科アウトリーチモデル事業」の評価と全市的展開を論点に据えます。 また、医療モデルからリカバリーモデルへ、病理・欠損視点からストレングス視点へ、専門職主導から当事者主権へ、入院中心から地域生活中心へという転換を共有し、精神保健福祉政策の方向性と理念を明確にする場としています。
<プログラム>
開会・主催者・来賓挨拶の後、智田文徳さんによるビデオ講演「ベルギーの精神医療改革に学ぶ」を行います。続いて、日本障害者協議会代表の藤井克徳さんと、訪問看護に携わる増子徳幸さんの対談「当事者主権を踏まえた精神科アウトリーチの可能性について」を実施します。 後半はシンポジウム「精神科アウトリーチの横浜モデルを考える」を行い、増子徳幸さん、三木和平さん、秋山直えさん、藤井克徳さん、野末浩えさんが話題提供や討議を担当し、司会進行を置いて議論します。
<参加方法>
申込はFAXまたはメールで受け付けています。申込時は、所属、氏名、電話番号、メールアドレス、会員・非会員の別を記載します。
<背景と横浜の取り組み>
本市では、地域で暮らしを続けられる支援体制の整備が課題となっており、本フォーラムは「精神科アウトリーチモデル事業」の成果を共有し、市内全体での展開を検討する機会です。条約の理念に沿った人権の尊重を明確にし、地域包括ケアの新しい姿を多方面の立場から検討します。
<お問い合わせ>
NPO法人『横浜市精神障害者地域生活支援連合会』(TEL 045-263-8100/FAX 045-263-8101)。
https://www.yokohama-shiseiren.jp


